top of page

実り豊かに希望が広がる11月の誕生石

  • 執筆者の写真: 時計店 山根
    時計店 山根
  • 11月1日
  • 読了時間: 2分

実り豊かで、静かな希望が広がる11月の誕生石は?

晩秋のやわらかな光が街を包むこの季節にふさわしい誕生石が、トパーズとシトリンです。どちらも“光”にまつわる象徴を持ち、手にした人の心をそっと明るく照らしてくれる宝石として長く親しまれてきました。


■多彩な魅力をもつ「トパーズ」


11月の誕生石_ブルートパーズ

日本ではその和名「黄玉(おうぎょく)」から黄色の宝石を思い浮かべる方が多いトパーズ。しかしその実、トパーズには非常に豊かなカラーバリエーションがあり、ブルー、ピンク、シャンパンカラー、無色透明など、実に多彩な表情を見せてくれます。

なかでも人気が高いのは、澄み渡る空を思わせる「ブルートパーズ」。その清らかな輝きは見る人の心を軽くし、穏やかな希望を象徴する石として多くの人を魅了しています。手に取りやすい価格帯であることも、広く愛される理由のひとつです。

トパーズの石言葉は「成功」「希望」「誠実」「友情」。悪いものを遠ざけ、必要なご縁を引き寄せる力があるとされ、新しい一歩を踏み出す時のお守りとして選ばれることも多い宝石です。


■太陽のエネルギーを宿す「シトリン」


11月の誕生石_シトリン

11月のもうひとつの誕生石であるシトリンは、「黄水晶(きすいしょう)」という和名を持つ、水晶の仲間です。名前の由来はフランス語でレモンを意味する“Citron(シトロン)”。その明るく爽やかな黄色が、レモンのような軽やかさを想わせます。

黄金色の輝きは古来より“富と繁栄”の象徴とされてきました。商売繁盛のお守りとして大切にされることも多く、金運アップの石として根強い人気を持っています。

シトリンの石言葉は「友愛」「希望」。太陽のように前向きなエネルギーをもたらし、心を温め、気持ちを軽くする力があるといわれています。落ち込んだ時や、新しい活力が欲しい時に、そっと背中を押してくれるような宝石です。


■11月にふさわしい、あたたかな輝き


秋の深まりとともに色づく景色。その豊かな季節の色をそのまま閉じ込めたようなトパーズとシトリンは、「実り」「希望」「前向きさ」といった象徴を持ち、11月の誕生石に選ばれています。

透明感のあるトパーズの輝きは、心の奥の静かな希望をそっと照らすように。あたたかな黄金色のシトリンは、まるで陽だまりのように気持ちをほぐしてくれるように。どちらも、日々の暮らしにそっと彩りを添えてくれる存在です。

誕生石は、誕生日の贈り物としてはもちろん、自分の気持ちを整えたいときや、節目の記念に選ばれることも多く、身に着けることで自然と心が明るくなるような魅力があります。

bottom of page